平野コレクション hir003

旭焼 釉下彩山水図皿(あさひやき ゆうかさいさんすいずざら)

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  • ゴットフリート・ワグネル(1831-92)
  • 1893(明治26)-1894(明治27)
  • φ41.3
  • 試三、旭燒 額皿(山水畫) (『平野陶磁器コレクション解説書』標本番号)

東京職工学校窯業試験工場の研究試作品。
旭焼は我国における近代窯業の父といわれるゴットフリート・ワグネルの創案になるもので、釉下に日本古来の絵画描法を施した芸術的価値の高い低火度焼成陶器である。ゴットフリート・ワグネルは明治16年からこの研究に着手し、明治18年には農商務省の補助を得て赤坂葵坂に試験工場をつくり、吾妻焼と命名したが、明治20年に設備を東京職工学校に移して旭焼と改称した。

  • Gottfried Wagener
  • ASAHIYAKI Plate, underglaze with landspape design
  • (C) 2013 Museum, Tokyo Institute of Technology.