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過去の特別展示・企画展示

平成27年度 開催

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日立ソリューションズ・コレクション御寄贈記念 濱田スクールの巨匠達

会期:2015年11月2日(月) - 2016年1月29日(木)

濱田庄司(1894−1978)、バーナード・リーチ(1887−1989)、島岡達三(1919−2007)濱田晋作(1929−)。庄司のもとに集い、共に学び、ものづくりの中に日を追求し続けた、現代陶芸の巨人たちの仕事。現代に通じる“民藝”の哲学を感じられる展示を開催致しました。
※本展示は、(株)日立ソリューションズ様より後寄贈いただいたコレクションを中心に構成されています。

会期:2015年11月2日(月) - 2016年1月29日(木)
   10:30〜16:30(土日祝休館)
場所:東京工業大学博物館・百年記念館B1 特別展示室A
入場無料

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東工大POTTERY CAMP2014*2015 報告展

会期:2015年11月2日(月) - 2016年1月29日(木)

東京工業大学博物館、無機材料工学科、附属科学技術高等学校が共同し、平成26年11月〜平成27年4月の約半年にわたる『東工大POTTERY CAMP』を実施しました。この度その成果報告展として、その取り組みと制作した作品を展示いたしました。

会期:2015年11月2日(月) - 2016年1月29日(木)
   10:30〜16:30(土日祝休館)
場所:東京工業大学博物館・百年記念館B1 特別展示室A
入場無料

2016年2月2日付

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東工大POTTERY CAMP 2015*2016

東工大POTTERY CAMP 2015*2016 参加者を募集します。詳細は「東工大POTTERY CAMP2015*2016」まで。

説明会:2015年10月21日(水) 15:00〜16:00 → 終了しました
会 場:百年記念館1階ラーニング&コミュニケーション・コモンズ
※東工大生向け・申込不要
※※説明会参加は応募条件ではありません。

2015年10月13日付
2015年10月23日追記

特別展示2015年『ノート考ー古いノートに学ぶ教育の本質ー』

2015年10月10日(土)−10月23日(金)

アーカイブ展_ポスターfix(outline).pdf

博物館には日本の近代化が押し進められていた明治〜大正期、日本の産業を興すべく設立された本学の前身校で学んだ人たちのノートが存在しています。教科書がなく、道案内役である先生の話を板書に耳と眼を傾け、ノートの上に体系化することこそが、開拓者への第一歩でした。このノートたちから自分の理解を見える形にする、現代のActive Learningに通じる学びの基本の姿をうかがうことが出来る展示を開催しました。

会期:2015年10月10日(土)~2015年10月23日(金)
   10:30~16:30 土日祝休館(ただし10月10日・11日は開館)
会場:東京工業大学博物館・百年記念館1階展示スペース *入場無料

東工大POTTERY CAMP 成果報告展

会期:2015年5月19日(火)〜6月26日(金)   
   9:30〜17:00  ※入館は16:30まで  月曜日休館
会場:益子陶芸美術館第3展示室LinkIcon

開催趣旨:東京工業大学の博物館、無機材料工学科、附属科学技術高等学校が共同し、
     平成26年11月〜平成27年4月の約半年にわたって『東工大POTTERY CAMP』を実施しました。
     このプログラムの趣旨は、科学技術の基礎を学ぶ学生たちが“ものをつくることとは何か”を肌で
     学ぶというものです。
     本学の卒業生、濱田庄司や島岡達三といった人間国宝を輩出したゆかりある益子町において、
     村田浩先生をはじめとする陶芸作家の方々、益子町関係者の皆様のご支援をいただき、無事に
     全行程を終えることができました。
     この度、成果報告展として、その取り組みと制作した作品を展示いたしました。

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■主催/東工大POTTERY CAMP プロジェクト、東京工業大学博物館、無機材料工学科、附属科学技術高等学校
■協力/益子町、益子陶芸美術館/陶芸メッセ・益子、益子焼販売店共同組合

平成26年度 開催

特別企画展示2014『核時代を生きた科学者 西脇安』

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会期:2014年10月11日(土)~2014年10月31日(金)
10:30~16:30 土日祝休館(ただし10月11日・12日は開館)
会場:東京工業大学博物館・百年記念館1階展示スペース
料金:無料


開催趣旨:
日本の放射線生物物理学の草分けの一人である西脇安(にしわき・やすし 1917年~2011年、東工大名誉教授)。その生涯を通じて彼は、放射線被ばくと原子力の問題に向き合ってきました。核時代の黎明期に日本陸軍の原爆開発に参加し、ビキニ核実験時には「汚い水爆」の解明につながった「死の灰」の調査とその海外への発信、さらに国内外の原子力政策に関与し、福島原発事故の報道の中で他界しました。本企画展では西脇の足跡を辿り、核時代を生きた一科学者が、どのように信念を貫き、社会と関わったかを考えました。

来場者数:670人

共催:東京工業大学博物館・原子炉工学研究所・大学院社会理工学研究科
問合せ:東京工業大学博物館2階事務室
TEL 03-5734-3340 FAX 03-5734-3348
E-mail cent.exhibit アットマーク jim.titech.ac.jp

LinkIconパンフレットのダウンロード (容量2.2MB)
LinkIcon英語版パンフレットのダウンロード (容量6.3MB)
LinkIcon英語版パンフレットのダウンロード (容量1.5MB)

企画展示
「東工大POTTERY CAMP」報告展
Tokyo Tech Pottery Camp Exhibition

会期:2014.05.25(日)- 06.30(月) 10:30 - 16:30(土日祝休館)※入場無料
会場:東京工業博物館・百年記念館2階展示室206
Tokyo Tech Centennial Hall, Exhibiton room (2F)
※初日5月25日(日)は本学ホームカミングデイのため開館。

開催趣旨:東工大博物館,工学部無機材料工学科,東工大附属科学技術高校では平成25年11月から平成26年4月までの約半年間,“やきものづくりから学ぶものづくり”『東工大POTTERY CAMP』と題した教育プログラムを実施しました。このプログラムは,様々な分野において科学・技術の基礎を学ぶ学生・生徒たちにとって,“ものをつくることとは何か”を肌で学ぶことができる機会となることが期待されました。
その内容は,東工大と関わりの深い“やきものづくり”を題材に,理論の学習−成形−登り窯での焼成−発表会といった一連のプロセスを,他者との協働の中で経験するというものです。大岡山キャンパスと,東工大の卒業生で人間国宝の陶芸家である濱田庄司と島岡達三が活躍した栃木県益子町を舞台に,誰ひとりとして経験したことの無い“実験”が繰り広げられました。
今回の報告展では,本プログラムの紹介と,参加した学生・生徒による成果作品を展示しました。

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LinkIconPOTTERY_CAMP2013報告書ダウンロード(容量10.6MB)

平成25年度 開催

常設企画
電気を見る/大正〜昭和の機器 新規収蔵品紹介(2)
期日:2013.10.18(月) - 2014.3 10:30 - 16:30(土日祝休館)※入場無料
会場:東京工業大学博物館・百年記念館 B1 特別展示室A

 このたび展示します電気計測器類は、長年にわたって電気電子工学科の学生実験室に設置されていた計器類が中心です。大正12年(1923年)の関東大震災で壊滅的な被害を受け蔵前から大岡山に移転が決まったのが、大正12年(1923年)末のことです。そのとき電気科で購入された計器類でしょう。それが90年間も、おそらく使用可能な状態で残されていたことは驚きです。東工大の電気電子工学分野の貴重な資料を展示いたしました。

常設企画
新規収蔵品紹介(1)
期日:2013.8.5(月) - 2013.10 10:30 - 16:30(土日祝休館)※入場無料
会場:東京工業大学博物館・百年記念館 B1特別展示室A 大ガラスケース

 このたびの展示では、寄贈を受けるなどして新たに収蔵された作品の中から、陶磁器13点を紹介しました。本学からは、前身である東京職工学校に陶器玻璃工科が設立されて以来、多くの陶芸家が生まれてきました。本展示で紹介した作品は、瀬戸・笠間・益子といった日本を代表する陶磁器産地にて作陶を続けられてきた、東工大に縁ある陶芸家の手によるものです。

日本ポルトガル友好470周年記念行事
「白須純 ポルトガル・アズレージョとの語らい」展
Jun Shiras Dialogue with Portuguese Azulejos

期日 : 2013年10月1日(火)~2013年10月13日(日)

開催趣旨 :
 この展示会は、今年6月に東京で開催された日本ポルトガル友好470周年記念行事の一環「Espaços / エスパッソ ポルトガル空間」と題したポルトガル建築展の巡回展と同時開催されました。素材、技法が違えども、ひとつひとつ描かれたピースの集合が空間と世界を表現する。ポルトガルを代表する芸術である装飾絵タイル、アズレージョとストーンエッチングに取り組む白須純氏の個展を開催いたします。

来場者数 : 172名

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日本ポルトガル友好470周年記念行事
「エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ コンペティション」巡回展
EDUARDO SOUTO DE MOURA CONCURSOS 1979-2011

期日 : 2013年10月1日(火)~2013年10月8日(火)

開催趣旨 :
 この展示会は、今年6月に東京で開催された日本ポルトガル友好470周年記念行事の一環「Espaços / エスパッソ ポルトガル空間」と題したポルトガル建築展の巡回展として開催されました。建築界のノーベル賞と称されるプリツカー賞を2011年に受賞したポルトガルを代表する世界的建築家、エドゥアルド・ソウト・デ・モウラ氏が、これまでに出品した数々のコンペティションにおけるドローイングや模型、写真などを展示し、建築の設計プロセスや構想段階におけるプリミティブな表現をみるものです。

来場者数 : 532名

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平成24年度 開催

特別展示2012 「東工大で益子焼 ~知る・ふれる・つかう~」

期日 : 2012年10月18日(木)~2012年10月28日(日)

開催趣旨 :
 人知を超えた地震のエネルギーは,震源から遠く離れた益子町にも甚大な被害を及ぼしました。益子に定住し民藝運動の中心を担った人間国宝・濱田庄司が興した益子参考館は,大谷石造の展示室と名品の数々が破損し,登り窯も崩壊しました。また,人間国宝・島岡達三が愛用した窯や,活躍中の多くの作家達の仕事場・作品が被害を受けました。1000 を超える人々が関わる益子の一大産業,陶器制作・販売は,物理的・経済的に大打撃を受けました。
 窯の再築,ボランティア活動,復興基金の設立,作家達による東北地方への食器セットの支援活動。これら地域を超えた活動が町一体となって進められています。現在の益子は着実に復興の道を歩みつつあります。しかし,益子の産業が生み出す文化や社会の貢献こそが最も困難であり,それがもとめられています。
 この度の特別展示は,益子に築窯し益子を育てた濱田や,益子で大きく育った島岡らが,かつてそのキャリアの第一歩として窯業を学んだ東京工業大学に,益子をもってくるものです。現在益子で活躍する気鋭の作家15 人を招き,彼らの制作した陶器を鑑賞し直接手に取り購買いただけることで,益子と益子焼ををより多くの方々に体感していただきたいと思います。期間中には,講演会やシンポジウム,会場で陶器制作を体験できるイベントも行います。この展示会が,これらの益子への応援となり,産業・文化復興の一助となればと願っております。

来場者数 : 4,451名

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平成23年度 開催

東京工業大学博物館 常設企画・新規収蔵資料公開
『天野清の人と仕事』

期日 : 2012年2月1日(水)~2012年7月31日(火)

開催趣旨 :
 天野清(1907-1945)は、戦後、量子力学に関心のある学生に広く読まれた書である『量子力学史』の著者として知られ、坂田昌一(2008 年ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英と小林誠の恩師)や武谷三男といった同時代の物理学者も、彼の諸著作に注目していました。
 天野は、東京帝国大学理学部物理学科を卒業後、九州帝国大学工学部助手を経て、商工省中央度量衡検定所に奉職しました。終戦の年である1945 年の4 月、空襲により夭折しましたが、その前年に彼は、東京工業大学の助教授となりました。
 焼失を免れた天野の遺蔵資料は、高田誠二・北海道大学名誉教授(中央度量衡検定所を引き継いだ計量研究所に戦後勤務)に寄託され、整理分析が進められていましたが、このたび、天野家のご厚意を得て、この遺蔵資料が、天野のかつての職場である本学の大学博物館(百年記念館)に寄贈されました。今回の展示は、資料の寄贈を記念するとともに、この事実を社会一般に知らしめるために企画するものです。

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東京工業大学博物館 常設企画
『技術と芸術のはざまで』

期日 : 2011年10月~2012年10月頃

開催趣旨 :
 東工大の卒業生には,陶芸家の濱田庄司,島岡達三,型絵染めの芹沢銈介という3人の人間国宝がいます。「工業大学からどうしてそんな芸術家が?」とい質問をいただくことがあります。技術者としての教育をうけながら美に目覚めていく,あるいは美を追求していくということはどういうことなのか,考えてみませんか。(開催趣旨冒頭文より抜粋)

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平成22年度 開催

東京工業大学百年記念館 第12回特別展示・講演会
東工大大岡山キャンパス ーその歴史と未来ー

期日 : 平成22年11月4日(木)~12月3日(金)

開催趣旨 :
 1923(大正12)年9月の関東地震で蔵前のキャンパスが罹災した東京高等工業学校は、同年末に、田園都市株式会社(現・東急)が土地取得を進めていた大岡山に新キャンパスを求めました。しかし、移転時に得られたのは3つの飛び地で、そのうちの2つは鉄道で隔てられているという、キャンパスを計画するのがむずかしいもので、そこに仮校舎が分散して建てられたものの、1929(昭和4)年に大学に昇格した本学の震災復興事業を円滑に進められないような状況でした。三鷹への再移転を検討せざるを得ない事態になって、大岡山の商店街から移転反対運動が起こったほどです。ここで、大井町線の新設用地として本学土地の割譲を希望していた目黒蒲田電鉄株式会社(田園都市株式会社の後身)が地元の地主との土地交換の仲介を引き受け、現在の大岡山キャンパスの敷地外形が大岡山駅北側をのぞいてほぼ固まったのが1931(昭和6)年頃で、その過程で本館の位置が決まり、それに先行して、分析化学教室と水力実験室が別棟でつくられました。そして、本館後ろには実験工場群が、石川台地区には建築材料研究所、資源化学研究所、精密機械研究所が建てられました。これらの建物がすべて完成した1938(昭和13)年の時点で、ようやく大岡山キャンパスの骨格が整ったといえます。
 戦中・戦後の厳しい時代が終わり、1960(昭和35)年頃から、高度な技術者の養成が日本の発展のために急務とされるようになったのにともなう学科・専攻の増設や定員増にあわせて、多くの建物が新設されました。それらは予算獲得にともなって次々に建設され、いまでは建物がかなり密集した感じのキャンパスになっています。1938(昭和13)年当時と比べると、大岡山地区の建物の延床面積合計は4倍弱になっています。
 キャンパスの整備を図るべく、計画がいくつかつくられましたが、その提案が実現したのは一部だけでした。その一方で、本館前にプロムナード(広場の設置)を配して人が集える場に変えたとか、東工大蔵前会館(TTF)建設の際にキャンパス境界の塀を廃止して地域との関係を連続的にした(地域への貢献)とか、新設附属図書館を地下に建設する(地下の活用)など、キャンパスのあり方についての新しい提案も近年見られるようになってきています。
 このような変革期に創立130周年を迎えるにあたって、本学の発展のためにも、大岡山キャンパスの今後について考えることは重要な課題といえましょう。
 今回の展示会は、大岡山キャンパス形成の過程、折々の将来計画、キャンパス内の有名建築などを紹介しながら、一般の人々にも門戸を開きつつ、シンポジウムやキャンパス・ツアー、ギャラリー・トークをあわせ行って、これからの大岡山キャンパスのあるべき姿を模索するための手がかりを提供しようとするものです。

来場者数 : 1,700名

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平成21年度 開催

フェライトの80年 
〜東工大とTDK 日本オリジナルの発明が世界的事業に〜

期日 : 平成21年10月13日(火)~20日(火)
     10:00 〜 17:00 会期中無休/入場無料 
     *但し、初日は13:00〜

会場:東京工業大学百年記念館1階 展示室

主催:東京工業大学, TDK株式会社
協力:東京工業大学百年記念館, TDK歴史館

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平成20年度 開催

機械遺産第3号「足踏旋盤」里帰り展示・講演会
ーマザーマシンの原点をみるー

期日 : 平成20年11月22日(土)

開催趣旨 :
 東京工業大学には,明治8(1875)年頃,日本で製作された,最初期の全鍛鉄製足踏旋盤があります。山形の人,伊藤嘉平治が,わが国の民間最初の機械類製造工場「田中製造所」(明治8年からくり儀右衛門こと田中久重創設,現東芝)で学び,山形に帰って製作したものとされ,昭和17年(1942)年,東京工業大学に寄贈され,工作機械研究の参考に供されてきました。
 その後,愛知県犬山の博物館明治村に寄託展示されてきましたが,日本機械学会創立110周年記念事業としての「2007年度『機械遺産』第3号」に認定表彰されたことから,今回の里帰り展示と講演会を行うことになりました。

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東京工業大学百年記念館 第11回特別展示・講演会
坂本一成 建築展『日常の詩学』

期日 : 平成20年10月2日(木)~21日(火)

開催趣旨 :
 坂本一成は、主に住宅設計を通して、建築とは何なのか、人間と建築の関係はどうあるべきなのかを考え続けてきた建築家です。その作風は、初期の「閉じた箱」から、より開かれた「領域」をつくることへの関心へ、さらには建築の構成要素のより自由な関係性へと変わってきましたが、その底流にあったテーマは、制度化された日常を再考しつつ組み替えながら、建築の「より自由なあり方」を模索することに、坂本の言葉で言いかえれば、「日常の詩学」にありました。
 その主要住宅作品を中心にした展覧会「坂本一成 —— 住宅:日常の詩学」展が、2004年秋にドイツ・ミュンヘンを皮切りにデンマーク、ノルウェー、エストニア、チェコを巡回し、ミュンヘンで10万人以上、ほかの会場でもそれぞれ数千人を集めるなど、好評を博しました。今秋東京工業大学で開催する「坂本一成 建築展『日常の詩学』」は、その展覧会の帰国展であるとともに、この巡回展を通じてヨーロッパの文化人から得た坂本の作品に対する評価を日本側がどう受け止めるかを考える機会を提供するものでもあります。それは、坂本一成のこれまでの歩みを振り返りながら、90年代以後、「建築」という概念が拡散し、従来の建築観が相対化されていく状況の中で、これからの建築について模索する試みのひとつにもなると思われます。
 このヨーロッパの巡回展がスタートしたあとに、坂本は、ミュンヘンの集合住宅の国際コンペに入選するとともに、「東京工業大学Tokyo Tech Front(仮称)」を設計し(日建設計と協同、現在建設中)、また熊本の「宇土市立網津小学校」のコンペの実施設計者に選ばれていますので、それらについてもあわせて展示します。
 会期中にはシンポジウムを1回、ギャラリートークを2回行う予定です。シンポジウムでは、坂本のモノのつくりかたやその背景にある建築観を解読しながら、現代日本の建築界の状況についても議論が交わされる予定です。またギャラリートークは、坂本本人が自作を解説するとともに、聴衆からの質問にできるだけ応えようというものです。

来場者数 : 2,818名

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東京工業大学百年記念館 第10回特別展示・講演会
光で拡がるネットワーク -レーザーと光通信-

期日 : 平成20年7月17日(木)~26日(土)

開催趣旨 :
 光を通信に利用して、たくさんの情報を速く遠くへ伝えることが今や当たり前のことになってきました。光通信はインターネットや携帯電話を支えており、世界中の情報を居ながらにして手に入れられるのはご承知のとおりです。ここに至るまでには、日本のいろいろな研究機関が発展の中心的な担い手となり、光信号を伝送する光ファイバや光源となる半導体レーザなどで、数多くのすばらしい発明を行ってきました。東京工業大学は光通信の研究初期の時代からこの分野に携わり、高性能半導体レーザなど現在の光通信の主流となる多くの発明を行っています。
 この特別展示では、光通信を支えるレーザとそれを中心とする光エレクトロニクスの世界を、東京工業大学がこれまで行ってきた研究も交えて、原理から実際まで広く紹介したいと思います。次代を担う小中学生のための実験コーナーも設けてあります。光を伝送する原理とともに、実際の半導体レーザと光ファイバ、多くの情報を速く遠くまで送る光通信のしくみ、また、最先端光エレクトロニクスとして、一般向け国内初公開となるレーザテレビ、高精細映像技術など、さまざまな内容の展示と講演をお楽しみいただければと思います。

来場者数 : 約1,500人

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平成19年度 開催

東京工業大学百年記念館 第9回特別展示・講演会
進化するスーパーバイオワールド

期日 : 平成19年7月19日(木)~28日(土)

開催趣旨 :
 「生命」の理解度が文明のバロメーターといわれます。生命といえば人類の長い歴史の上で、つい最近まで不思議で神秘的な存在でした。ここ半世紀ほどで目を見張るような発展をとげ、最近ではバイオという言葉が社会一般的にも定着しつつあります。東京工業大学においても最初は小さな流れでしたが,古くからバイオの芽を育み注目すべき成果を上げてきています。本展示では私たちの先達の仕事を交えながら本学におけるバイオ関連分野の研究成果のうち、社会との関連が深いものを中心にご紹介します。次世代を担う小中学生のための実験・実演コーナーも設けてあります。テレビコマーシャルに出てくる洗剤の酵素パワーやドリンク剤のビタミンB2、さらにはバイオセンサー、世界最小の分子モーター、人工核酸、人工臓器から再生医療、そしてスケールの大きな時間生物学や、分子進化学まで、世界をリードしている活動を紹介します。

来場者数 : 1,557名

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平成18年度 開催

東京工業大学百年記念館 第8回特別展示・講演会
「先端ロボットの世界:社会に役立つロボットの創造」

期日 : 平成18年7月22日(土)~7月30日(日)
東京工業大学では,世界最先端のロボット研究拠点を作る21世紀COEプログラムが実施されており,多くの関連分野の研究者が結集して真に実用的なロボット群を開発しています。本展示・講演会は,ロボットの展示や講演会を通じ,現在開発されている最先端の「社会に役立つロボット」の研究開発現状をご覧いただくことを目的に企画・開催いたしました。
(来場者数:3,840人)

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東京工業大学百年記念館 第7回特別展示・講演会
ホログラフィー サイエンスからアートへ

期日 : 平成18年5月11日(木)~5月23日(火)
光の干渉や回折といった物理現象を巧みに利用して光を操る,先端的で美しい技術「ホログラフィー」の魅力を多くの方に知っていただくために,ホログラフィーのアート作品や歴史的・技術的価値のあるものを一堂に集めた展示会と講演会を開催しました。
(来場者数:2,508人)

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平成17年度 (地下収蔵庫改修工事のため,開催なし)

平成16年度 開催

東京工業大学百年記念館 第6回特別展示会
ナノ ワールド展 - ナノからピコへの挑戦 - (電子顕微鏡がみせる新たな世界)
 
期日 : 平成16年12月14日(火)~12月18日(土)
本展示会では,東京工業大学がリードしてきた電子顕微鏡の開発と研究の歴史を紹介し,その過程で出会った様々な物質が見せるナノオーダーの不思議な世界を展示するとともに,ナノスケールの顕微法が幅広い分野において応用されている,東京工業大学21世紀COEプログラムなどの研究についても紹介しました。
(来場者数:916人)

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東京工業大学百年記念館 第5回特別展示・講演会
東工大の生みの親 G.ワグネルが開いた近代日本陶芸・先端セラミックスの美・用・学の世界
 
期日 : 平成16年10月5日(火)~10月10日(日)
ゴットフリート・ワグネル先生は,東工大創立期の外人教師(在職1884~1892)で本学の設立と発展およびセラミックス分野の創設に大きな貢献をした方です。G.ワグネル先生の陶磁器やセラミックス産業への貢献を検証すると共に,現在まで生き続けるワグネル先生の美(美術的視野)・用(工業生産)・学(学術的発展)の精神をコンセプトに展示・講演会を企画・開催いたしました。
(来場者数:1,545人)

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平成15年度 開催

東京工業大学百年記念館 第4回特別展示・講演会
神原周 記念展示・講演会 ~高分子新時代への道~
 
記念展示・実験コーナー : 平成15年10月15日(水)~18日(土)
講演会 : 平成15年10月17日(金)
本学名誉教授の故神原周の業績を紹介すると共に、「高分子新時代への道」という表題どおり最先端の高分子材料等についても展示致しました。また、講演会ではノーベル化学賞受賞者であり、神原門下の白川英樹先生を始めとし、高分子に関する著名な先生方をお招きし、プラスチック、ゴム、繊維などに関するお話をしていただきました。
[開催案内][ポスター]

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富山県立富山中部高等学校「大学探検」

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