島岡達三作品コレクション cer094

塩釉象嵌縄文大皿(しおぐすりぞうがんじょうもんおおざら)

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  • 1986(昭和61)
  • φ56.4

塩釉:
コバルトの艶やかな青に特徴づけられる塩釉の作品は、島岡達三の代表的な表現のひとつである。登り窯の最後方〈四の間〉が1300度の高温に達した時に、縦半分に割った竹に原塩を盛り、窯に直接差し込みまき散らす。燃えた塩から出るソーダガスが素地の珪酸分と化合してソーダガラスとなり、器の表面に規則的で細やかな粒状のガラス質の皮膜を作る。

  • Large plate, Salt glaze with rope impressed inlay pattern
  • Tatsuzo SHIMAOKA
  • (C) 2013 Museum, Tokyo Institute of Technology.