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東京工業大学の年史

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本学は、1881(明治14)年に東京職工学校として浅草区蔵前(現・台東区蔵前)に設立された。
1890(明治23)年に東京工業学校、1901(明治34)年に東京高等工業学校と改称。関東大震災後に現在の目黒区大岡山に移転し、1929(昭和4)年に東京工業大学に昇格し現在に至る。
その間、25年、40年、60年、100年、130年の節目に年史が編纂された。

国立国会図書館デジタルライブラリーで公開されている、「東京高等工業学校二十五年史 / 東京高等工業学校 1906.5」は、第一編では校名変更にあわせて創業、発展、整頓時代と分けて概説し、第二編では各学科及び附属学校の紹介を行っている。画像からはわからないが、表紙及び裏表紙に用いられている布は染色科の、表紙図案や写真は工業図案科の意匠制作になるとの記述がある。当館では2種類の表紙布を確認している。

同じく、国立国会図書館デジタルライブラリーで公開されている、「東京高等工業学校四十年史 / 東京高等工業学校 1922.10」は、学制頒布五十年にあたり、刊行したもので目次立てはほぼ上記二十五年史と同様である。

「東京工業大学六十年史 / 東京工業大学 1940.11」は、1,000ページを超えるもので、関係資料の収集から作業を開始し、大学昇格以前の前史、大学昇格後の後史、関係団体の三編からなる。
「東京工業大学百年史 / 東京工業大学 1985.5」は、それぞれ1200ページを超える、通史と部局史の2冊からなる。通史の昭和20年までの前史は資料が乏しく、六十年史が参考にされた。それ以後の後史は新たに収集された資料に基づき客観的記述がなされている。部局史は、全部局から提出の素原稿を基本としている。
「東京工業大学130年史」は、100年の歴史を概観してその後の30年を中心に記されたものである。

これらの他に、財界評論新社から発行された「東京工業大学九十年史1975発行」もある。