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東京工業大学博物館 常設企画・新規収蔵資料公開

『天野清の人と仕事』

天野清チラシweb用.jpg↑チラシのダウンロード
会期:2012年2月1日(水)~2012年7月頃までを予定
    月~金 10:30 〜 16:30(祝日・閉館日を除く)

会場:東京工業大学博物館・百年記念館
    2階展示室 207「東京職工学校創設~新制東工大の発展」内

料金:無料

 天野清(1907-1945)は、著書『量子力学史』で知られる。戦後、量子力学に関心のある学生に広く読まれた書である。坂田昌一(2008 年ノーベル物理学賞受賞者の益川敏英と小林誠の恩師)や武谷三男といった同時代の物理学者も、彼の諸著作に注目していた。
 天野は、東京帝国大学理学部物理学科を卒業後、九州帝国大学工学部助手を経て、商工省中央度量衡検定所に奉職した。終戦の年である1945 年の4 月、空襲により夭折したが、その前年に彼は、東京工業大学の助教授となった。
 焼失を免れた天野の遺蔵資料は、高田誠二・北海道大学名誉教授(中央度量衡検定所を引き継いだ計量研究所に戦後勤務)に寄託され、整理分析が進められていた。このたび、天野家のご厚意を得て、この遺蔵資料が、天野のかつての職場である本学の大学博物館(百年記念館)に寄贈された。今回の展示は、資料の寄贈を記念するとともに、この事実を社会一般に知らしめるために企画するものである。


監修・協力/高田誠二(北海道大学名誉教授)
         山崎正勝(本学名誉教授)
         中島秀人(本学社会理工学研究科教授)
         梶 雅範(本学社会理工学研究科准教授)

問い合わせ:東京工業大学博物館2階事務室
       TEL 03-5734-3340  FAX 03-5734-3348
       E-mail cent.exhibit@jim.titech.ac.jp

東工大大岡山キャンパスーその歴史と未来ー

会期:2010年11月4日(木)〜12月3日(金)10:00〜17:00
   (ただし、初日のみ 13:00開場)
   日曜休み/入場無料

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会期:2009年10月13日(火)〜20日(火)10:00〜17:00
   (ただし、10月13日のみ 13:00開場)
   会期中無休/入場無料

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会期:2008年10月2日(木)〜21日(火)10:00〜17:00
   (ただし、10月6, 8, 16日のみ 20:30まで開場)
   会期中無休/入場無料

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会期:2008年7月17日(木)〜26日(土)10:00〜17:00
   会期中無休/入場無料

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