特定歴史公文書になった入試問題展
資史料館・博物館による「大正13・14年の入試問題」を百年記念館1階T-POTの本館側で展示を行いました。毎年夏休みを利用して本学を訪問する多数の高校生を主な対象としたものですが,本学の学生にも,入試問題の変遷とその中でも変わらない本質的な特徴を読み取ってもらうのが狙いでした。初日の英語(2時間)と数学(3時間)が第一関門で,この成績で定員の約2倍の範囲に入った受験生のみが,間を一日置いて行われる物理(2時間)と化学(2時間)の試験を受けることができました。英語と数学でかなり勝負は決まっていたようです。今回展示された入試問題は、本学に保存されている中で最も古い入試問題であり、訪れた受験生、見学者は普段目にしない文体の問題を熱心に鑑賞していました。
■開催日:2018年8月10日(金)
■時 間 :午前10時00分〜16時30分
■場 所 :東京工業大学 大岡山キャンパス 百年記念館1階T-POT 本館側
■制 作 :東京工業大学博物館・資史料館